こんにちは。
ボディケア カロマです。
バレエで床を押して立つなど言われます。
けど床を押すってちょとわかりにくいです。
私もここ最近床を押すという感覚が発見できた部分があるのでそれをシェアしていきたいと思います。
いままで思ってたことと最近思いついたことの2つお話していきます。
ネジ方式
バレエはターンアウトが基礎な形です。
股関節の外旋をすることでバレエ独特の姿勢になります。
股関節を外旋、すなわち脚を外に回すことなのですが、
ただ単に股関節を回すだけでなく、脚という1本の棒が回る。
1本の棒が回るということは床に対して床に穴が開くかのように押すんですね。
床を押すことによって床からの力の跳ね返りが筋肉に届いて脚の筋肉、上半身の筋肉に繋がり、筋肉の伸び感が出てくるということになるんです。
ネジを木材に押し当てて回そうとする時、木材に入っていく手前で少しの跳ね返りを感じます。例えば、なかなかネジが木材に入らなかったり、ネジが空回りしたり、なんとなくちょっと強く押す感覚があります。その『押す』が足でいう床を押すです。
イメージが湧くような湧かないような・・・かんじですよね。
イメージが湧いたとしてもどうやるのかわからないです。
では次が最近思ったことです。
ヒフをずらす・・・
これもこれで難しそう!って思うかもしれないですけど、
一度読んでみてください。
整体の実技の授業に、『皮ふの遊び』っていうのを習うんです。
皮ふは空気に触れる部分で一番表面にあり、その下に筋肉があるのですが、
皮ふの動きと筋肉の動きは一緒ではないです。
筋肉は動いて関節が動きます。
その時、筋肉と皮ふがべったりとくっついていては関節が曲がらないです。
皮ふは関節を曲げる分の『伸び』を持っています。
関節を曲げると皮ふが伸び、その逆側はたるんでます。(シワが入ります)
なので皮ふというのは筋肉の上で移動が大きいんです。
ではこの『皮ふの遊び』と床を押すがどう繋がるかというと・・・
足裏の皮ふの遊びをなくすことが床を押している感覚。
ちょっとみてみましょう。
素足になったほうがわかりやすいです。
まず2番ポジション。
足をつま先方向に押してみてください。
(足を開くと同じ方向に)
そうすると少し足裏がズルっと動いたのわかりますか?
それが足裏の皮ふが動いたことになります。
ただそれだけなんですが、感覚的には押してますよね。
それを5番ポジションでも同じです。
5番ポジションは2番ポジションよりかは皮ふの動きが少ないので、押してる感があまり感じないかもしれないです。
皮ふを押すよいうよりかは、ズラす感覚です。
人間の体は元(6番ポジション)に戻る機能があるので、外旋した脚は元に戻ろうと働きます。
なので、ターンアウトした足裏の位置(意識的に通常より開き気味)から脚が元の位置(パラレル)に戻るのを皮ふで引っ張るイメージです。
うーん。よく分からないですね・・・。
先程2番ポジションの時、皮ふと筋肉は逆方に向いています。
足裏を床に置いて、皮ふだけは足を置いた位置。
筋肉はつま先方向に動いてます。
皮ふと筋肉(皮ふの遊び)はお互い逆方向に向くと押している感じに感じます。
なので5番ポジションは元に戻ろうとしてしまう足を皮ふで抑えてるような感覚。
それが、皮ふと筋肉がズレてる・・・押しズラしているような感覚。
もちろん脚(太ももなど)の筋肉は使ってます。脚の筋肉の力を抜くとできないです。
足裏で床を押すというよりかは、皮ふが動いてる(ズレてる)という感覚であると感じればわかりやすかと思います。
まとめ
床を押すという感覚についてお話してみました。
このやり方が正しいというわけではないですが、
一つのやり方として受け取って欲しいです。
また色々な考え方やイメージの仕方があります。
(十人十色です)
どのやり方がしっくりくるのか試してみてください。
思いついたり、研究した結果をまたシェアしたいと思います。