バレエ、扁平足になる?

バレエの姿勢は普段と異なる姿勢をします。

そのため体に無理な力が入ると体の歪みに繋がります。

扁平足も無理なターンアウトから生じることあります。

早速チェックしていきましょう。

舟状骨が落ちる

扁平足の特徴は舟状骨(しゅうじょうこつ)といって親指側にある足の骨が落ちる・・・内側に傾いている状態です。

舟状骨の位置の確認です。
ちょうど土踏まずの上です。

横から(内側)から見るとこんな感じ。
かかとの骨より高い位置にあります。

斜め下からみるとこんな感じ。

親指側が上になってここから小指側にかけて下がってアーチを作ってます。

正面からみるとこんな感じ。

左側の図は指の骨まで描いたもの。
指は5本とも地面に着いてます。

右側の図は左の水色の部分だけを描いたもの。
赤い印が舟状骨。

地面から高い位置にあります。

この舟状骨位置、イメージ湧きましたか?

この地面から浮いている舟状骨が落ちる・・・と扁平足になります。

こんな感じです。

舟状骨がズレて落っこちるわけではないです(そうなったら怖いです)。

舟状骨の位置が変わるのは、舟状骨に繋がっている距骨とかかとの骨、踵骨の歪み…すなわち足首の歪みです。

ターンアウト、足首ひねる

どうしてそうなってしまうのかというと・・・

ターンアウトをする時に足をひねっているから。

股関節から膝を通って足首を回すのですが、そもそも脚は外旋に開きにくいです。
なので全然開かないことにビックリするかもしれないですが、本当に開かないです。

それをもっと開かないと思い、足首の部分を開こうとするんですね。

足首も足裏が床に対して並行に開けば問題ないのですが、そうもいかないんです。

足首だけで外旋しようとすると内反に向きながら外旋しようとします。
そうすると舟状骨が落ちる方向に力が働くので、知らない間にどんどん扁平足方向に進んでしまうんです。

股関節から足裏が真っ直ぐに外旋がいい

わかっているけど、ここの部分が難しいところです。

股関節から膝を通って足首、足裏が1本の棒のように回したい。

まずはターンアウトからの見直しです。
ターンアウトを回す時に前腿中心で回すと回しにくいです。
後ろ腿を中心に回します。

そうすることによって脚が後ろ側が股関節から膝裏、アキレス腱、足裏の小指側に意識がはいるので、脚が真っ直ぐ外旋してる感覚がでてきます。

あとはその維持を出来るように筋肉を使っていくだけです。

まとめ

体の使い方を間違えるとバレエでも扁平足になってしまいます。

やはり一番気をつけたいのはターンアウトです。

脚を外旋しようと思うばかりに足首をひねってしまうので、あまり外に向けようと意識するのでなく、脚の付け根から足裏までが繋がっているイメージを持ってみるといいかと思います。

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