バレエ ターンアウト 筋肉の使い方・腹筋編

ターンアウトがやりにくい原因として上半身の使い方もあります。
猫背とか背中落ちてるとか・・・

いわゆる姿勢が悪いと言われてる上半身ではターンアウトやりにくいのです。

上半身と脚なんて繋がりなるの?
大アリです。

股関節は骨盤にあります。
骨盤は仙骨といって骨盤の後ろの真ん中にあります。
その仙骨と背骨は繋がってますし、骨盤の縁には上半身の筋肉がいっぱい付着しています。

その中でも腹横筋といいう腹筋の仲間がポイントになってきます。
この筋肉は深層筋であって内臓も支えてくれる筋肉です。
このお陰でターンアウトがやりやすい、動きやすい状態を保ってます。

では早速チェックしていきましょう。

腹横筋

腹横筋の主な働きは腹壁を緊張させて内臓を支えたり、腹圧を高めて呼吸などの助けもしています。

ポイントはこの腹圧により、腰回りにコルセットをしているようなイメージです。
(腹横筋でコルセットをしているような感じ)

これが絵で見ていただけると分かるように、
肋骨と骨盤の間にあります。
このれがよじれたり、捻られたりすると骨盤と上半身をつなぐ役目がダメになります。
骨盤も上半身の安定感がなくなります。

この腹横筋を常にコルセットのようにお腹を包み込む意識が大事です。

骨盤と肋骨の見た目

腹横筋をよりコルセットとして筋肉を使いたい時。
骨盤と肋骨に歪みがあると上手く力が発揮しないんです。

理想な骨盤と肋骨の位置は・・・
多少人それぞれなので、ここです!とは言い切れないですし・・・
専門的な用語に専門的な見方になってしまうので、説明がちょっと難しい。

ただですね、目安はあります。

レオータードの横線です。

レオタードの横線が真っ直ぐになっていれば、
たいだい大丈夫。

これが微妙にズレたり(着る時にズラしてはダメですよ)
線がうねうねしたりすると、骨盤の歪み、肋骨の歪みの可能性大です。
(その時は体の整え大事ですよ。)

ここでポイント!
線がズレてるからと言って、骨を(骨盤、肋骨)を動かそうと(真っ直ぐに)しようとしてはダメです。骨を動かそうとすると歪みの反対側を今度歪ませてしまうので、歪みを二重作る事になります。

骨の意識ではなく、筋肉の意識です。
筋肉の伸び縮で体の線を真っ直ぐにしていくんです。

そうなると、筋肉の一部が伸び感がない所とかあったりします。
それは凝りなので、力を抜いて緩めて見てください。

まとめ

いかがでしたか?
ターンアウトのやりにくさは上半身にもありです。
腹横筋を意識するとちょっと猫背も解消されてきますね。

ちょっと意識してみてくださいね。

意外と腹筋の筋肉も凝りはあります。
気づかないところに凝りがあります。

ピラティスボール(空気入れるボール)でお腹にあてて呼吸してみましょう。

痛いと感じるところとか固いと感じるところがあるかもしれないです。

そう感じたらそのままゆっくり呼吸して力を抜いてみます。
ジワジワと力を抜いていきます。
ちょっとつづ痛みや硬さが和らいで来ると0Kです。
(やり過ぎには注意です1回で和らぐ事はないと思ってもいいくらいです)

セルフケアでも違いは出てきます。ゆっくりやってみてくださいね。

プロフィール
この記事を書いた人

バレエ整体 body care caroma
整体師 megumi
バレエ好きが高じてバレエに関わるお仕事が出来ないか模索した結果、
バレエが出来る体作り、体の整え、パフォーマンスアップのお手伝いができればと思い、バレエ整体を都内で開業。

バレエの体の使い方、体の仕組みなどブログやインスタなどで配信。

(整体、カイロプラクティック、アロマトリートメント、リフレクソロジー技術取得)

caromaをフォローする
大人バレエ
caromaをフォローする
カロマのバレエ学
タイトルとURLをコピーしました