バレエ ターンアウト 筋肉の使い方・脚編

  • ターンアウトしながら動かすのがよく分からない
  • 動かすとすぐターンアウトが崩れる
  • 股関節回しながらなんて踊れない

などなどターンアウトって動作も難しいですよね。

股関節外旋って、常に最大限股関節が外旋で体は動かせないです。
多少股関節が外旋から少し内に向いてから動くこともあります。

ターンアウトは脚を外旋のまま動かすというのではなく、外旋しながら動かすことです。

股関節外旋は常に動き続けている

だるまさんが〜転んだ!の遊びをしたことがありますか?
その時自分の体をいかに静止することに集中しますよね。

けど1ミリ足りとも動かさない…ってことは出来ないです。

体の中では動いてます。

なので、体は止まることは出来ないです。
ターンアウトも止まっていては出来なってことなんです。

静止と動かす感覚

だるまさんころんだ!・・・静止する・・・止まるために力いれる・・・
という動作をしようとします。

止まるためには筋肉を固めようとするんです。

5番ポジションとかポーズなどの時・・・。
筋肉に力を入れて脚のターンアウトを維持しようとしてませんか?
力を入れて止まれてる・・・というのは違うんです。
(特にバランスをしている時の方がわかりやすいですね。止まろうとして力入る事多いです)

筋肉に力を入れて止めるのではなく筋肉の中で常に筋肉が伸び続けている意識が必要なんです。

筋繊維に沿って伸ばす

筋繊維は筋肉のスジの方向です。
それが下から上なのか、右から左なのか・・・
筋肉の付着部分によって違いが出てくるのですが、

脚の筋肉はだいたいが下から上の筋繊維なので、床から天井に向かって伸ばす意識があるといいです。
(足が床に着いている場合)

動いている時のターンアウト

ターンアウトはポーズの時だけ意識するのではないですよね。
バレエは動作なので動いている時も常にターンアウトなのですが・・・

動き始めるとターンアウトが崩れる・・・
多分悩まれてる方多いかと思います。

筋力が弱いのではないか?とか
使い方がちがうのか?など

恐らく、ターンアウトを形のままでイメージされてる方が多いのかと思います。

ターンアウトは動きなので動かしながらターンアウトです。

5番ポジションからの動き

5番ポジションからとは限らずどのポジションからでも同じなのですが、
ポジションの時ターンアウトを静止させていると動けないです。

静止というのは動作を止めて次に動く時にはその静止を取り払わないと動けないです。

そうなると、ターンアウトをした状態で静止させるとタンジュなど脚を動かす時に静止を解除、つまりターンアウトをやめないと脚が出ないからターンアウトが崩れるんです。

まずは5番ポジションから静止ではなく常に外旋を保つ動作が続いてます。
その保ち続けている状態からただ前に脚を出せばいいだけです。(ドゥバンの時)

脚の形を崩してはダメ・・・というのは静止です。
そうではなく、脚を動かす時も外旋方向に意識が向いてるってことです。

静止ではなく伸ばしです

まとめ

いかがでしたか?
ターンアウトの筋肉の使い方・・・難しいです。

動作は決まっているのですが、筋肉の使い方となると難しいですね。

脚が外旋しているという時点で特殊ですから、そこをただ外旋する・・・
というわけではなく、外旋させている動作を作る、作り続けているというイメージが出来ると、
もっとバレエが深まって面白いとおもいます。

動き続ける・・・というのもまたどうなっているのが動き続けているのか・・・もイメージつきにくいです。

そのあたりも今後研究して皆様にお伝えできるようにしたいと思います。

プロフィール
この記事を書いた人

バレエ整体 body care caroma
整体師 megumi
バレエ好きが高じてバレエに関わるお仕事が出来ないか模索した結果、
バレエが出来る体作り、体の整え、パフォーマンスアップのお手伝いができればと思い、バレエ整体を都内で開業。

バレエの体の使い方、体の仕組みなどブログやインスタなどで配信。

(整体、カイロプラクティック、アロマトリートメント、リフレクソロジー技術取得)

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