足も動く バレエ 足の使い方

こんにちは。バレエ整体カロマです。

今回のフト思ったこと・・・

『足が1個の塊』って思っている・・・?

足って指から中足骨という足の指の真ん中の部分と足根骨といってアーチを作るところからくるぶしがあります。

骨がいっぱいあるんです(28個・片足)

骨がいっぱいあるということは関節もいっぱいあるということ。
関節があるということは可動もいっぱいあるということ。

足って足首と指の関節が動くだけでなく、真ん中の部分も動いているんです。

その動きがあるからアテールからルルベ、ポアントと立てるのですが、
足そのものを1個の塊と考えるとちょっとやりにくいです・・・

足のゆがみ

この歪みを正そうと足首で調整するのは違うんです。

足の関節

リスフラン関節、ショパール関節・・・聞き慣れない関節の名前ですが、この関節が足の歪みを整えるのに大事な部分です。

関節は関節を動かす主な筋肉があるのですが、このリスフラン関節、ショパール関節だけを動かす筋肉はないんです。

足の指の筋肉、足首の筋肉で連動的に動かします。

まずは関節がる。動きある。を意識してみましょう。

足の動き

足にはいっぱい関節がると説明しました。

関節があると動きもあるということなので、動かしていいんです。

ちょっとイメージしてみてください。
アテールで立っているときターンアウトしようとして、足のどの辺りに力入ってます?

足指から足首全体に力入れて立とうとしてませんか?

特に片足になった時・・・。

グラグラしないように・・・立つために足に力を入れて立とうとしてませんか?

あれ?そうやって立つのでは・・・?と思っているかもしれないですが・・・

そうではないです。もちろん力を入れないでは立てないです。
力は入ってますが、片足で立とうとして力を入れ過ぎてはダメです。

足のグラグラは足首の傾きに合わせて指まで持って行かれないように、リスフラン関節とショパール関節で調整していくんです。

だからグラグラしないで立てているように見えるんです。

実際は小さく動いてます。

足の筋肉

ではどこの筋肉を使っていけばいいのか・・・というところなんですが。

足の筋肉全体的に連動しているので・・・

特に意識して欲しい筋肉は母趾外転筋と小趾外転筋。

この筋肉を縮める、使う。という意識ももちろんなんですが、

どちらかというと足首からの連動で伸び縮みている感覚が欲しいです。

足首でグラグラを止めるというよりもこの筋肉が伸び縮みしなかがら床からの安定感を保っているイメージです。

ちなみに足裏の3点、かかと・母趾球・小趾球で立つと言われます。
こんな図のイメージなのですが、

この三角を崩さないで立つというわけではないです。

三角は動いて変形するかもしれないですが、意識するところがこの3点。

この3点を意識すると、三角の形が変形しててもだんだん良い形になって立ててくるってことです。

最初からこの三角の形を崩さないで立つ!となるとかなり難しいです。

最初は三角の形は変形していいんです。
だんだんと変形度がなくなりながら立ててきます。

その3点というのが、筋肉の母指外転筋、小趾外転筋。
3点からリスフラン関節、ショパール関節の動きに繋がってくるんです。

だから足は動かして良い!

まとめ

今日もマニアックな話に最後までありがとうございます。

いかがでしたか?

足って床に一番近いし、そこからのバランスで骨盤、上半身に繋がってくるので、大事な部分ですよね。

踏ん張れば立てますが、踏ん張れば踊れる・・・というわけではないです。

だからといって浮かせるわけでもないです。

床にしっかりと足裏は着いてないと踊れなです。

ターンアウトも足の使い方で変わることもあります。

足の関節から捻って使うと股関節の外旋がしにくくなります。

時間がある時に足についてもちょっと考えてみてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました