ターンアウトが回らない・・・。
脚の外側で回そうとしてませんか?
脚の外側を使って回そうとしても回らないです。
なぜ回らないのに回そうとしているのか。
恐らく・・・脚の外側を意識して回すと言われているからだと思います。
意識するところがちょっと違うんですね。
太腿の筋肉で外側ってどの筋肉でしょう・・・。
太腿の横にある筋肉は前腿の外側の筋肉がはみ出しているものです。
そうなんです。外側にある筋肉は前腿なんです。
この前腿を使ってしまってはターンアウトは回らない・・・
けれども外側を使うと言われる・・・
混乱しますよね。
ちょっと頭をフル回転してみましょう。
太もも外側使うとは・・・
太腿の外側の筋肉ってなんですか?ということなんですが、
脚の外側の主な筋肉ってないんですよね。
大腿筋膜張筋という筋肉はあります。
ちょうど大腿骨の大転子あたりで腸脛靭帯になるので、脚を覆う筋肉?とは言い切れないのか?とも思いますが・・・。
まぁなにはともあれ、外側の意識をするとは・・・なんですが。
その① 膝の伸ばし
バレエは脚が伸びていることが条件にあります。
膝を伸ばす筋肉は四頭筋といって前腿の筋肉です。
内側、真ん中、外側から膝を伸ばしてます。
その② 膝下もターンアウト
大腿二頭筋はターンアウトした股関節から膝まで回せるように手助けしてます。
二頭筋の付着部分が坐骨結節から膝下の腓骨に(腓骨頭)に付着してます。
ターンアウトする時に大腿二頭筋の力で大腿骨と同じように膝下も外旋する方向にまわしています。
二頭筋はその役目をしています。
外側意識とは・・・外側にある外側広筋は膝伸ばしを補って、後ろ腿の大腿二頭筋は大腿骨と膝下のスネと腓骨を一緒に外旋をさせるために外側意識というのではないかと思ってます。
ターンアウト時の脚の外側の意識
では、ターンアウトでその外側をどう使っていけばいいのか、
お話していきます。
大腿二頭筋を意識
前腿の外側広筋は太腿の外側にはみ出ていますね。
外側広筋とハムストリングスの大腿二頭筋はお隣同士です。
この外側広筋と大腿二頭筋の両方を使ってほしいのですが・・・
大腿二頭筋を出来るだけ意識したいです。
もちろん外側広筋も意識しますが、
先程も書いたように、外側広筋と大腿二頭筋はお隣同士です。
外側広筋の方が意識し易いのでどうしもそちらばかりに力入ってしまいます。
外側広筋ばかり使って二頭筋がおろそかになると
ターンアウトが脚全体的に回って見えなくなってしまいます。
そうならない為にも二頭筋の筋肉の方を意識したい(使いたい)です。
ではどう意識するのか・・・
筋肉の場所を確認してみる
太ももの外側を大きくつまめませんか?
それが外側広筋です。
つまめる更にちょっとお隣が大腿二頭筋です。
その二頭筋を腓骨頭から坐骨結節まで繋がっているという意識をするんです。
そうすると外側使ってる感覚になると思います。(これなんですね〜)
外側の腿を使って脚を外旋しようとするのでなく、
外がわの役目は膝の伸ばし(外側広筋)
大腿二頭筋を使って大腿骨と膝下を繋ぐ。
そのための外がわを使うです。
回そうとするから回らない。
股関節外旋は外旋筋を使います。
脚の部分は補助的な役目です。
まとめ
いかがでしたか?
脚の外側を使ってもターンアウトは回らないです。
回すというより違う意識で使うとターンアウトが回っているように見える。
脚の外側の使い方の意識をちょっと変えてみるといいですね。