ターンアウトの前に足チェック。足から大事

こんにちは。ボディケア カロマです。

今回は足の骨についてお話していこうかと思います。
バレエの要であるターンアウト。

ターンアウトをするにはやはり、姿勢がポイントですが・・・
地面に接してる足も重要なんですね。足がグラつくのは足首と足が真っ直ぐではないから。

では早速見ていきましょう。

足根骨

足根骨は足のアーチを作って足で地面を踏みしめる役割をしています。

バレエでは甲を高くすると言われてるのはこの足根骨の集まりのことを指しています。

足の足根骨は7個。それぞれ靭帯でずれないように固定されています。
足根骨が1個1個動かす筋肉はなく、指から繋がっている筋肉や足首を動かす筋肉が連動して足根骨も動いてます。

足根骨と足首の動き

冒頭でもちらっとお話した、足がぐらつくのは床に着いている足裏がまっすぐに立ててない。

これは足首を作っている内くるぶしと外くるぶしから圧(重力)が真っ直ぐ足裏に伝わらないから。

足首は内くるぶし(脛骨)外くるぶし(腓骨)からでき、踵の上の骨『距骨』に繋がってます。距骨からかかと(踵骨)に繋がり、7個の足根骨まで動きが繋がってます。

足には軸がもともとあってその軸が内くるぶしを作っている脛骨にあります。
この脛骨から足の人差し指と中指を通るところが軸です。

それともう一つ。
足首に運動軸というのがあります。
見た目はスネから真っ直ぐに足首が曲がっているのに感じますが、実際は内側に入りながら足首を屈曲しています。
いわゆるカマ足の方向に屈曲するんです。

この動きと軸が足根骨を作り出して、アーチを維持しています。

ターンアウトと足

ターンアウトしても足の軸は崩したくないです。

グラグラしてしまうのは、ターンアウトを足で開こうとするから。
足根骨から足首、膝・・・
残念ながら、足から回そうとすると股関節まで力が届かないので股関節は外旋してないことが多いです。

もう少し細かく見ていきましょう。

足から外旋しようとすると、足首を外側にひねります。
外側にひねるので、親指側に傾きます。

そうすると足根骨も親指側に落ちて土踏まずがなくなるような形になります。

足首はそれにつられて内側に回旋し、足首からの軸・・・
スネから足にかけて人差し指と中指の間の真っ直ぐ軸がズレるので、
ターンアウトするとグラグラする・・・。特に片足で・・・。

スネの軸がずれるのと真っ直ぐなの。

そうならないためには、股関節から外旋、膝、足首から足です。

特に足首をひねると足根骨まで動いてしまうので、足首の動き・・・
もちろん足根骨から足首の動きもあります。
両方気をつけたいです。

ただ、足を動かさないように抑えつけるのは違います。
よく、グラグラするからぐらつかないように筋肉で抑えつけてしまうのですが、それは違うんです。

グラつくと言うことは真っ直ぐではないから。
傾いているからグラつく。

ということはこの真っ直ぐラインを正して行けばいいんです。

ターンアウトしても足からスネが真っ直ぐな位置にご自身の体の全体的な筋肉を使って真っ直ぐの位置にしていきます。ちょっと難しいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
最後に結局は体全体的ですね・・・と思ってしましますが、
確かに体全体的なのですが・・・まずは足の軸というのがないと体全体的に真っ直ぐなイメージがわかないかと思います。

なので、少しずつ真っ直ぐなイメージを掴んでいければいいかと思います。


プロフィール
この記事を書いた人

バレエ整体 body care caroma
整体師 megumi
バレエ好きが高じてバレエに関わるお仕事が出来ないか模索した結果、
バレエが出来る体作り、体の整え、パフォーマンスアップのお手伝いができればと思い、バレエ整体を都内で開業。

バレエの体の使い方、体の仕組みなどブログやインスタなどで配信。

(整体、カイロプラクティック、アロマトリートメント、リフレクソロジー技術取得)

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