ターンアウト:ハムストリングスと内転筋を使う理由(姿勢分析から)

こんにちは。
ボディケア カロマです。

ターンアウトは股関節の外旋筋はもちろん使います。
それは皆さんご存知だと思うので、
その先のお話です。

勝手に前腿に意識入ってる

日本人は祖先が農耕民族なので、前腿に力は入りやすい姿勢をしてしまいます。
そのため、無意識で前腿に力はすでに入っている状態です。

そこからターンアウトしようとすると前腿を中心で回してしまいます。

欧米人は祖先が狩猟民族なので背中、体の後ろ側を使う姿勢をしているんです。
そのため、無意識に後ろ腿に力がすでに入っている状態です。

こちらはターンアウトしようとすると後ろ腿を中心で回していると思います。
(どちらも私の個人的な意見です)

前腿で回してしまうと、その他の筋肉が制限がかかって動けないです。
バレエの動きは前腿で主に動かしているように感じますが、逆に前腿で動かす方が股関節の外旋が崩れてしまいます。

後ろの筋肉ハムストリングスが主に動かす意識の方が股関節が動きやすいです。

意識を後ろにしてみる

ここで意識をただ単に後ろにしてはいけないんです。

そもそも骨格が違うので、重心を後ろに倒れるようにしては足が疲れてしまいます。
ではどうすればいいのか・・・

筋肉で後ろを意識です。

題名の通りハムストリングスと内転筋です。

ターンアウトする前にこの部分に力が入れるかを意識するんです。

例えば、坂を下る時、どういう姿勢しますか?
背中を意識して下ると思うんです。
その意識を脚の後ろ側、ハムストリングスも意識です。

坂を下っている時のイメージ

その感覚のままターンアウトをする。
後ろ腿を中心に脚を外旋する。

回し寄せ合う

後ろ側を意識し、ハムストリングスをお尻の下で回し、内転筋で脚同士を寄せ合うイメージです。
特に5番ポジションは脚が重なるので、内転筋の力がないと重ならないです。

なので、ハムストリングスを回しながら、内転筋で脚同士を寄せ合うです。

*ちなみに内転筋は股の後ろ側にも付着しているので、後ろ側をイメージです。

まとめ

いかがでしたか?
ターンアウトは股関節の外旋筋はあたりまえですが、
それ以外に前腿を意識するのではなく、後ろ側。

ハムストリングスと内転筋の意識なんですね。

そこを意識していくと不思議と真っ直ぐに立てて、
足も開きます。

股関節が開かない・・・
足が開かないとお悩みの方は是非意識どころを変えてみてくださいね。

プロフィール
この記事を書いた人

バレエ整体 body care caroma
整体師 megumi
バレエ好きが高じてバレエに関わるお仕事が出来ないか模索した結果、
バレエが出来る体作り、体の整え、パフォーマンスアップのお手伝いができればと思い、バレエ整体を都内で開業。

バレエの体の使い方、体の仕組みなどブログやインスタなどで配信。

(整体、カイロプラクティック、アロマトリートメント、リフレクソロジー技術取得)

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