バレエの背中/動きがぎこちない・・・

バレエの背中って綺麗で憧れます。
けど、やってみてもちっとも優雅に見えない。むしろ猫背でかっこ悪い。

やはりそうなれない原因は肩、背中の凝りもありますが・・・
それだけではないです。

筋肉の動かし方の違いの場合もあります。

早速みていきましょう。

バレエの腕

背中を優雅に見せたいのに腕?とも思うかもしれないですが、腕が背中に繋がっていますからまずここからです。

バレエの腕は形が決まってますよね。

その形を作ろうと変に力を入れてませんか?

肘を張ったり・・・
肩を下げようとするあまり、逆に肩が上がって見えたり・・・
手首にものすごい力入れてたり・・・
指先に力入ってたり・・・

腕に力が入ると背中も変に力が入り、ぎこちない動きになります。

まずは、力で腕の形つくらない。

腕、手首を変に動かす

動画などで優雅に腕を動かして綺麗を真似するのはいいのですが・・・
それが余計に背中を動かなくしている原因になってる可能性もあります。

よかれと思って指先などちょっと捻りなど加えてみたら素敵かもと思ってやっても
そこと背中はつながらず・・・
むしろちょっとバレエとは違う動きになってしまう可能性あります。

すでに無意識で動かしてる可能性あるので、よーく自分を観察してみてください。

正しい形で正しい動き

結局早い話、腕を正しい形で正しく動かせば背中の動きはついてきます。

腕だけ意識しているのに背中も優雅になってきます。

では何が正しいのかみていきましょう。

腕の解剖学

まず、お話の前に腕の解剖学的位置を説明しますね。

腕の位置の認識が違うとまた動きがぎごちなくなりますから。

腕の解剖学的位置は肘の窪みは正面です。
そして手のひらも正面です。

この位置を頭に入れながら、次に進みましょう。

腕もターンアウト

腕の上腕もバレエではターンアウトです。

腕を外旋させよとすると意外と動かないです。
肩甲骨も一緒に動かせば回りますが、肩甲骨動かさずに肩甲骨の下で外旋です。

そのあまり動きはないですが、その回ったところで肘を曲げてみます。

そうすると上腕が肘につられて内旋する方に回ってきます。

それを抑えるための腕のターンアウトです。

だから肘を張るとか言われるのですが、
肘と腕で動きが引っ張り合いこしている状態をつくりたい。

その感覚が肘を張っているのと似てるからそう言われるのだと思います。

動きの強弱は指から肩

特にわかりやすいのがアロンジェです。

アロンジェする時、指先ってどこむいてますか?

なんかとんでもない方向向いていると、手、腕のみの動きになり、背中も猫背になりやすいです。
猫背に見えるからさらに伸ばそうとしても伸び感がなく、ただ辛いだけです。

指先から手の甲、腕、上腕へと一直線に力が通っているイメージです。
その通り道から力が肩甲骨へと伝わって、背中へと繋がるんです。

なので、手首のスナップみたいにピンとなっているのはいらないです。

アロンジェで説明しましたが、腕の通り道、ポールドブラも一緒です。

特に手首がくるくるとまわらないようにしたいですね。

まとめ

いかがでしたか?

背中が優雅にしたいのは腕の形の作りかた、動かし方にありました。

形にハマってると優雅に見えないかもしれないですが、まずは形にハマってから色々動きをつけるといいかと思います。

形にはめてしまえば、多少の動きの違いも筋肉には融通がきくので、最初は我慢ですね。

バレエの動きは綿密に計算されてるってことですね。

ちょっとやってみてください。

プロフィール
この記事を書いた人

バレエ整体 body care caroma
整体師 megumi
バレエ好きが高じてバレエに関わるお仕事が出来ないか模索した結果、
バレエが出来る体作り、体の整え、パフォーマンスアップのお手伝いができればと思い、バレエ整体を都内で開業。

バレエの体の使い方、体の仕組みなどブログやインスタなどで配信。

(整体、カイロプラクティック、アロマトリートメント、リフレクソロジー技術取得)

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