こんにちは。ボディケア カロマです。
ターンアウトがしやすい骨盤の位置があります。
早速みていきたいと思います。
解剖学的骨盤の位置
早い話、ターンアウトしやすい位置は解剖学的骨盤の位置です。
![](https://bodycarecaroma.com/wp-content/uploads/2023/04/無題4629_20230411134004.png)
筋肉は長さが決まっています。
筋肉の付着部分も決まってます。筋肉が付着部分を近づけることによって関節が動くので、骨(関節)が歪み筋肉の付着部分が遠ざかってしまうと、筋肉が本来の力を発揮してくれなくなります。
なので、良い骨盤の位置となると解剖学的位置がよいです。
ただそんな位置に常に良い位置にいれるわけがないです。そこが難しいところです。
骨盤の傾き
骨盤の傾きはよく言われる前傾、後傾。
どちらも特徴はありますが・・・
どちらも前腿中心に傾いています。
これは私の見解ですが、日本人は前傾も後傾も前腿が中心になっていると感じます。
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左の図は骨盤後傾。
いわゆるタックインです。
前腿を膝から恥骨に押し上げようとする動き。
![](https://bodycarecaroma.com/wp-content/uploads/2023/04/無題4641_20230413092500.png)
左の図は骨盤前傾。
前腿を恥骨から坐骨に押し込んでいるような動き
ターンアウトは前腿ではない
上の図で見てもらうと前傾でも後傾でも前腿を使って傾けていることが多いのかと思います。
その状態でターンアウトをしようとすると、股関節回らないんです。
前傾でも後傾でも前腿の力が強すぎては股関節は外旋にはなりにくい。
ではどこの筋肉に意識をすればいいのか。
ハムストリングスになります。
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ハムストリングスに前腿の力を分散すれば、
骨盤の傾きが解剖学的な位置になるような気がしませんか?
意識をハムストリングスに
前腿に力が入っている意識は恐らくないです。
残念ながら無意識に前腿中心で動かしてます。
後ろ腿、ハムストリングスに意識を持っていくには集中しないと難しいです。
イメージは下り坂。坂を下る時にハムストリングスが意識されていると思います。
その感覚を平らな床でもできるように頑張りたいです。
そうするとターンアウトを脚の後ろ側で回してる感覚が出てくると思うんです。
そうすればターンアウトが辛くないですし、むしろ簡単に感じます。
まとめ
ターンアウトが出来るには骨盤の位置がポイントです。
骨盤の位置の重要性は脚の筋肉の長さを変えない。
歪みで骨盤が傾くと筋肉の長さが変わります。
特に日本人は前腿を使うので、前腿を使った骨盤の傾きはハムストリングスや内転筋の筋肉の付着部分を遠ざけて力が出ないようにしてしまっています。
まずは、前腿を意識的に力を抜いて、
ハムストリングスに力を分けてあげましょう。
そうなると自然とターンアウトがしやすい骨盤の位置になってくると思います。